スペインの風
~Etsuko & Chisa Duo Concierto~

 

 

山本悦子と湯浅ちさの二人が贈る、スペインの風。
スペインの音楽は素朴さの中にも人間的な魂の叫びが見え隠れしていて、私たちを魅了します。
スペインの歴史的背景から生まれた、どこの国にもない独特の音楽感を 歌とピアノで描くコンサートシリーズです。

配信コンサート 2021年2月~

山本悦子(ソプラノ)

Juan de Anchieta  ホァン デ アンチエータ 作曲
   Con amores la mi madre (恋を抱いて お母さま)
 
Fernando Obradors フェルナンド オブラドルス 作曲
Chiquitita La Novia (ちっちゃな花嫁に)
La mi sola、Laureola (私のラウレオーラ)¿             
Corazón porqué pasáis…? (心よ お前はなぜ?)
 
F.M.Álvarezアルバレス 作曲
El Celoso (嫉妬)
 
〔Canciones  Españolas Antiguas  ロルカの採譜によるスペイン古謡より 〕
Federico Garcia Lorcaフェデリコ ガルシア ロルカ 作曲
El Café de Chinitas (チニータスの酒場で)
Anda Jaleo! (アンダ・ハレオ)
Nana de Sevilla(セビージャの子守歌)
Zorongo(ソロンゴ)
 
〔 Doce Canciones Españolas 12のスペインの歌 より〕
Joaquin Rodrigo  ホアキン ロドリーゴ 作曲
Porque toco el pandero(タンバリンを鳴らすと)
 
Fernando Obradors  フェルナンド オブラドルス 作曲
El vitoエル ビート
Viento de España parte 6 収録配信コンサートSop.山本悦子/Pf.湯浅ちさ/Vn.永井由里/ 2021/11/25 大倉山記念館にて収録
Viento de España parte5/Sop.山本悦子/Pf.湯浅ちさ/Vn.永井由里/2021年2月7日撮影
Joaquin Rodrigo [Porque toco el pandero] by Viento de España

日時 & 会場

2019年11月9日(土) 場所 がラリーカフェ アルル

・F.M.Álvarez アルバレス 作曲
 Los ojos negros 黒いひとみ

・Joaquin Rodrigo ホアキン・ロドリーゴ 作曲
 De Ronda デ・ロンダ
 Canción de baile con pander タンバリンと踊りの唄
 Tararan タララン
 En Jerez de la Frontera     ヘレス デ ラ フロンテーラにて
 Porque toco el pander  タンバリンを鳴らすと

・Canciones Españolas Antiguas ロルカの採譜によるスペイン古謡より
    El cafe de Chinitas                 チニータスの酒場  
    Nana de Sevilla                        セビージャの子守歌
    Zorongo ソロンゴ
    La Tarara ラ・タララ

・Isaac Albéniz イサーク・アルベニス 作曲
España(6 hojas de album) Op.165 スペイン(6つのアルブムブラット)作品165
1.Preludio Andantino 前奏曲 ラから始まるミの旋法 アンダンティーノ 
2.Tango  D-dur Andantino タンゴ ニ長調 アンダンティーノ
3.Malaguena Allegretto  マラゲーニャ シから始まるミの旋法 アレグレット
4.Serenata g-moll Allegretto  セレナータ ト短調 アレグレット
5.Capricho catalan Es-Dur Allegretto  
カタルーニャ奇想曲 変ホ長調 アレグレット
6.Zortzico E-Dur Allegretto ソルチーコ ホ長調 アレグレット

・Enrique Granados エンリケ・グラナドス
Danzas espanolas Op.37”Andaluza”  スペイン舞曲集 作品37よアンダルーサ
El tra la la y el punteado   トラ・ラ・ラ・とギターのつま弾き
Llorad,corazón                        心よ、お泣き

・Fernando Oburadors フェルナンド・オブラドルス 作曲
¿Corazón porqué pasáis…? 心よ お前はなぜ?
Del cabello más sutil            いちばん細い髪の毛で
El vito エル ビート

 

日時 & 会場

2018.7.22(san.) 15:00 start ギャラリーカフェアルル

ヘルマン・アルバレスによる歌曲
Germán Álvarez Beigbeder(1882-1968)

El Celoso  嫉妬
Plegaria   祈り
A Granada  グラナダに寄す

ガルシア・ロルカの採譜によるスペイン古謡
Federico García Lorca(1898-1936)

Anda jaleo!
アンダ・ハレオ!
Sevillanas del siglo X Vll

18世紀のセビジャーナス

La Tarara                    ラ タララ
El Café de Chinitas カフェ・デ・チニータ

ホアキン・ロドリーゴによる歌曲
Joaquín Rodrigo(1901-1999)

En Aranjuez con tu amor         恋のアランフェス

イサーク・アルベニスによるピアノ曲
Manuel Francisco Albéniz y Pascual (1860-1909)

Iberia イベリア “12の新しい印象” よりCorpus-Christi en Sevilla セビーリャの聖体祭

Suite española Op,47スペイン組曲よりNo.1 Granada(Serenata)  グラナダ(セレナータ)
No.5 Asturias(Leyenda)    アストゥリアス(伝説)

ホアキン・トゥリーナによる歌曲
Joaquin Turina(1882-1949)

歌のかたちの詩
Poema en forma de canciónes

1.Dedicatoria 捧げもの
2.Nunca olvida 決して忘れない
3.Cantares うた
4.Los dos miedos 二つの恐怖
5.Las locas por amor 恋に夢中  

ご挨拶

 本日はお忙しい中、私たちのコンサートに足をお運びくださりありがとうございます。  私たちの出会いは一曲のスペイン歌曲がきっかけでした。お互いスペイン音楽について多大な興味を抱きつつ、演奏するチャンスがないままずいぶん長い時間を過ごしていた事を知り意気投合。今日のコンサートに向け二人で研究を重ねました。  スペイン音楽はあまり日本では知られておりません。楽譜や文献があまりないこともあり、日本人が勉強しにくい環境にあることが一つの原因となっているのでしょう。スペインの音楽は素朴さの中にも人間的な魂の叫びが見え隠れし、どの民族とも共感できると感じてやみません。本日聴きにいらしていただけたお客様に、少しでもスペイン音楽の魅力をお伝えできればと思っております。  最後になりましたが、スペイン音楽を普及させる事を悲願としている歌手、谷めぐみ先生に、今回のコンサートに向けて多大なご指導、アドバイスをいただいた事を厚く御礼を申し上げご挨拶とさせていただきます。

日時 & 会場

2018.1.28(san.) 14:00 start ギャラリーカフェアルル

ガルシア・ロルカの採譜によるスペイン古謡 Federico García Lorca(1898-1936)
Anda jaleo!  アンダ・ハレオ!

スペインの古い歌

恋を抱いて 私のお母様
Con amores la mi madre
緑のぶどう畑
Pámpano verde
心よ ともに悲しもう
Alma sintamos

ホァン・デ・アンチェータ
Juan de Anchieta(1462-1523)
フランシスコ・デ・ア・トレ
Francisco de la torre(1470-1520)
パブロ・エステベ
Pablo Esteve(1483-1504)

ホアキン・トゥリーナによる歌曲 Joaquin Turina(1882-1949)

歌のかたちの詩
Poema en forma de canciónes

1.Dedicatoria 捧げもの
2.Nunca olvida 決して忘れない
3.Cantares うた
4.Los dos miedos 二つの恐怖
5.Las locas por amor 恋に夢中

エンリケ・グラナドスによるピアノ曲 Enrique Granados (1867-1916)
Danzas espanolas Op.37 スペイン舞曲集より

No.1 Galante       ガランテ(メヌエット)
No.4 Villanesca ビリャネスカ(村人の歌)
No.5 Andaluza アンダルーサ

イサーク・アルベニスによるピアノ曲 Manuel Francisco Albéniz y Pascual (1860-1909)

Suite española Op,47スペイン組曲より

No.1 Granada(Serenata)  グラナダ(セレナータ)
No.5 Asturias(Leyenda)  アストゥリアス(伝説)

アランフェス協奏曲より第2楽章のテーマ

恋のアランフエス  ホアキン・ロドリーゴ
En Aranjuez con tu amor  Joaquín Rodrigo(1901-1999)

ガルシア・ロルカの採譜によるスペイン古謡  Federico García Lorca

La Tarara   ラ タララ

スペインの花の歌

クラベリートス トゥーナの歌
Clavelitos  canción de Tuna
アマポーラ ホセ・マリア・ガルシア・ラカジェ
Amapola José Maria Garcia Lacalle(1860-1937)

♪Anda jaleo! アンダ・ハレオ
緑の松へ 急いで行った/せめて一目でも見えぬかと

見えたのは あの人を乗せていく/馬車の砂ぼこりだけだった
∯ さあ 行こう! どんちゃん騒ぎが終わったら/今度はドンパチ始まるよ
鳩よ 野原に出なさんな/だって俺は狩人だから
一発撃ってお前を殺せば/それは俺にもつらい事
∯ (くりかえし)
ムーロ通りで/一羽の鳩が殺された
この手で摘んで来てやろう/冠にする花々を

~~~スペインの古い歌~~~~~
♪Con amores la mi madre 
恋を抱いて 私のお母様
恋を抱いて 私のお母様/
恋心を抱いて 眠ったの
そして 夢を見たわ/
恋人が私をなぐさめてくれるの
私にはふさわしくない程 
やさしく

♪Pampano verde 緑のぶどう畑
∯ 緑色した ぶどうの葉/
白くたわいでいる

ご婦人たちが
歩いているのが見える
 
彼女たちの中にあなたがいるはず
  どこかに いるはず
∯ (くりかえし)

♪Alma sintamos 心よ 共に悲しもう
心よ 共に悲しもう/
両眼よ 泣こう
私のカランバは 死んでしまった

あぁ かわいそうに
善良そのもので みだらな罪など 
持ったためしもなかったのに

~~~Poema en Forma de Canciones 歌のかたちの詩~~~

1)Dedicatoria 捧げもの
【ピアノ独奏】

2)Nunca olvida 決して忘れない
この世を去る前に
神様の御前で 懺悔する前に
私達二人きりで 
言っておきたい事がある

たとえずっと憎んでいた人たちでも
全身全霊かけて 私は許そう
だが、私が深く愛してきた 
あなただけは
決して許さない!

3)Cantares うた
あぁ 離れようとするほど 近づくお前
お前の面影は、影のように寄り添う
あぁ もう一度 私に言ってくれ 昨日の言葉
聞いても聴こえなかった お前の声
見ていても視えなかった お前の姿
あぁ!!

4)Los dos miedos 二つの恐怖
その日 宵闇が迫るころ
彼女は 私から離れて言った
「どうして そんなに近寄ってくるの?」
『私は あなたがとても怖い』

でも、夜が明けたとき
彼女は私に近寄ってきて言った
「どうして わたしのそばから
はなれてしまうの?」
『あなたが私のそばから 
いなくなるのが怖い』

5)Las locas por amor 恋に夢中
女神ビーナスよ あなたを愛しましょう!
あなたが永遠に 誠実に愛されることを
シテラの神は 言いました
「すべての女たちがするように 短い日々でも
情熱的に愛されたい」と
私は愛しましょう 女神ビーナスよ
あなたを愛しましょう


♪En Aranjuez con tu amor 恋のアランフエス

アランフエス 憧れと愛の地
庭園のクリスタルの泉
薔薇の花に向かい 低い声で語る
∯ アランフエス
今日 風に散る花びらに色彩はなく
想い出す 昨日のロマンス

君と私が かつて共に踏み出し
故なく なくしてしまったロマンス
この隠された愛は
この夕景か そよ風または花なのか
君の帰りを待ち望んだ

∯ (くりかえし)
アランフエスにて 恋する あなたと私

♪La Tarara ラ タララ

∯ ラ タララ そうだ! ラ タララちがうよ!
俺が見かけたあの娘!
緑の服に鈴飾り 裾はき絹ときたもんだ
∯ (くりかえし)
エニシダ ハッカの草むらで 得意満面ひけらかす
∯ (くりかえし)
オリーブ摘みの若者に 腰を振ってみせている
∯ (くりかえし)

♪Clavelitos クラベリートス(カーネーション
またはナデシコ)

お嬢さん カーネーションの花をください
あなたが口にくわえている そのカーネーションを
そうすれば恥ずかしがることはないし
少しも恥ずかしがることはないからね

私はあなたに鈴をあげよう 約束します お嬢さん
もし 君のかわいい口元の蜜をくれるなら

∯ クラベリートス 私の心のクラベリートス
今日 あなたにイチゴのように真っ赤なカーネーションの花を持ってきたよ
もし いつの日か 君にカーネーションの花を持ってこられないことがあったら
それは きみのためにカーネーションの花を摘ることができなかったのです

夕暮れの光の中 真っ赤な 君のお口を見たよ
サンタクルス通りで 他に 君より可愛いお口なんて見なかったよ
カーネーションを髪に飾った君の姿は
天からの贈り物だと思ったよ

∯ (くりかえし)

♪Amapola アマポーラ(ひなげし)


君の恋の鉄格子の中で
悲しみの恋の哀歌が聞こえる
それは 私の中の恋
あの人の 優しい歌が聞こえるようだ

アマポーラ たえなく美しい ひなげしよ
いつだって僕の心は君だけのもの
君が好きだ 僕の愛しい子
花が昼の日差しを愛するように

アマポーラ たえなく美しい ひなげしよ
いやな顔をせず 私を愛しておくれ
アマポーラ アマポーラ

君はどうして一人でいられるのだろうか

本日のゲスト

11歳よりドラムを始め、RCCドラムスクールにて山本雄一氏に師事。当たり障りなく音楽を続けていたが、17歳のときに見た「GRP All Star Big Band」のビデオでドラムを叩いていたDave Wecklに衝撃を受けプロを志すその後、洗足学園音楽大学ジャズコースにて大坂昌彦氏に師事。ジャズを中心に幅広い音楽を取り込んでゆく。卒業後より活動を開始し、様々なアーティストのサポートを務める。海外ではKeiko Borjeson Trioの一員として、スウェーデン、ラトビア、リトアニア、キルギスタン、中国など様々な国で演奏し好評を博し、来年1月にはサントリーホールでの公演も予定されている。自身のリーダーバンド「舛田真Quartet」でも精力的に活動中。

舛田真(パーカッション)

日時 & 会場

2017年9月23日(土) 場所 into the blue

・ガルシア・ロルカの採譜によるスペイン古謡
Sevillanas del siglo XVIII 18世紀のセビジャーナス

・スペインの古い歌

Juan de Anchietaホァン・デ・アンチェータ作曲
Con amores, la mi madre 恋を抱いて お母さま

Francisco de la torre フランシスコ・デ・ア・トレ 作曲
Pámpano verde緑のぶどう畑

Pablo Esteve パブロ・エステベ゙ 作曲
Alma sintamos 心よ ともに悲しもう

・ホアキン・トゥリーナ Joaquin Turina による歌曲

Poema en forma de canciónes 歌のかたちの詩
Dedicatoria   捧げもの
Nunca olvida  決して忘れない
Cantares    うた
Los dos miedos  二つの恐怖
Las locas por amor 恋に夢中

・エンリケ・グラナドスEnrique Granados によるピアノ曲

Danzas espanolas Op.37 スペイン舞曲集より
No.1 Galante    ガランテ(メヌエット)
No.4 Villanesca   ビリャネスカ(村人の歌)
No.5 Andaluza     アンダルーサ

・イサーク・アルベニスManuel Francisco Albéniz y Pascualによるピアノ曲

Danzas espanolas Op.37 スペイン舞曲集より
No.1 Granada(Serenata)   グラナダ(セレナータ)
No.5 Asturias(Leyenda)    アストゥリアス(伝説)

・スペインの花の歌

canción de Tuna トゥーナ 作曲
Clavelitos カーネーション

José Maria Garcia Lacalleホセ・マリア・ガルシア・ラカジェ 作曲
Amapola アマポーラ

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